社会人が保育士試験を受けた④最後
★保育士実技試験 言語の続きです。
外にいた場合は時間に余裕をもって待機教室に戻り待ちます。すると受験時間が近づいた人から3人ずつくらいのペースで試験用教室の前の廊下に行くように呼ばれます。
試験用教室の前に椅子があるので座り、係りの方から
かばんは教室内の机の上に置く
試験終了後はそのままお帰りいただいてよい、という説明があります。
受験番号シールを試験官に渡してくださいという説明あったかは忘れてしまいました、すいません。しっかり記憶のある真っ当な情報をお読みください
わたしの試験時はその椅子での待機中、試験2回目とか学校の実習で慣れた人だったのかたまたま友達同士で連番だったらしく、ガンガン話している人がいました。
が、しっかり本部の人や係りの人が出てきて注意されてました。
他の方も書いていると思いますが、待機教室を出て試験用教室の前の廊下で待っている時は、ほんとうに思いっきり前の方がたのお話が聞こえてきます。これがほんとに緊張を煽ります。
聞こえてくる声うめえのです。ほんとに
声も大きいし、はきはきしてるし、「NHK」とか「おはなしのくに」みたいなプロ感
そして、受験者の「おしまい」の声の後結構ピッタリに終了のアラームが鳴っていた方が多かったのでますます「まじかどうしようまじかどうしようまじかどうしよう」となりました。
試験官「次の方どうぞ」
私「〇◆▽◎×…!*!?」
失礼します、のあいさつ→荷物を机に置く→受験シール(実技試験票が届いたらどういうものか分かりました)を試験官1人1人に渡す→立ち位置に戻ると「準備はよろしいですか」と気遣ってくださり「始めてください」とストップウォッチが押されます
すいません、私はシールの辺りどうやってたかうろ覚えでして、しっかり対策書いているものを読んでください
園児に見立てた小さい椅子を見ながらお話開始。
★あまりに緊張していてノー笑顔。ここ数年こんなに緊張したことあったかいというくらいの緊張でした。
★わたしもともと声が小さく、しかも籠った声質なのですが、やっぱり頑張っても声が小さかった。緊張していたので尚更声が出ない。
そして子供へのお話は自分が思っているよりゆっくり目に話すのが鉄則だったのに規定の3分を越えるのを恐れるあまり、割と早口に…
その結果恐ろしいことに「おしまい」と言った後、永遠のような長さの時間余りが起きました。
(思ったより長い沈黙に内心慌てだす)
(まだ沈黙。強張る笑顔)
(まだ沈黙)わあああああああああああっ(心の声)
時間が余った方の経験談も読んでいまして、とにかく笑顔、子供を見回して笑顔と書いてあったので、お話中はお話に必死でノー笑顔だったのですが、何もすることがない沈黙の今、必死で笑顔作りをしていたつもりでしたが、生きた心地はゼロ
一体何秒、いやまさか…分単位、という沈黙の後「ピピピピピ」という神の音。
試験官「終了してください」(私:とっくに終了しとるがな!)
わたし「ありがとうございました!」(恥ずかしすぎて全力のお辞儀)
わたし「失礼しました!」(穴があったら入りたい恥ずかしすぎて全力のお辞儀とお話より大きい声)
建物の外に出る間たぶん「ああああああああああああああああああ」って声に出していたかもしれない
奇声をあげるやべーやつです。
という訳で「落ちた」と思いました。「受かってるかもしれない」と思いながら自分へのショックを減らす保険で「落ちたかも」と思うのではなく、もう100%の気持ちで「落ちた」と思いました。
ノー笑顔
小さい声
他の方に比べて圧倒的に素人の話ぶり
そして分単位かもしれない時間余り(大袈裟でなく)
結果通知書が届くまで10月の受験準備をしようと思ってました。これで受からなければ来年筆記試験からすべてやり直ししかも法改正している科目もありまた一から勉強、崖っぷちです
受かっていて泣きそうでした。なぜ受かったのか、どうして大丈夫だったのか、本当に分かりません。実技で落ちる方はちゃんといます。