「ゴールデンカムイ」EDと「るろうに剣心」ED。
ずーっと杉元ボイスを聞いております。あーーー甘い。やわいー。ええ声ー。
さて。この先話が進んだら画像も変わるのかなと期待しているMAN WITH A MISSIONさんのOPは「歌詞ピッタリやなーいいわー」と思いながら聞いておるんですが、EDもアニメ視聴のプロの方がたには好評のようです。
皆さまよく観察しておられまして「EDに使われている絵画がゴッホでその由来と杉元がリンクしている」とか「ゆっくり走馬灯形式の縦スライドの画のアニメは良作」などツイートされておりました。
エンディングの絵画はゴッホの「糸杉と星の見える道」というのだそうです。
…やべぇ、このタイトルだけでなんか勝手に泣けてきた。
ウィキから抜粋しますと…
Ericksonはこの作品はゴッホが自らの死期が近いと自覚していることを反映していると指摘する[2]。ぼやけた星が左側に、くっきりとした三日月が右側に描かれており、中央には糸杉が配置されている。このことから Ericksonは、古いものと新しいものを表す二つのモチーフを分断するように描かれているこの糸杉を「死のオベリスク」と形容する[2]。また道を歩く二人は、ゴッホ自身が仲間を求めていることを表すと分析する[2]。
Naomi Maurerもまたゴッホがもうすぐ死ぬことを自覚していることがこの作品に反映されていると見る[1]。人生というものが久遠の流れの中にあることを描こうとしたゴッホは、その旅路として曲がりくねった道を示し、旅人、馬車とその憩いの場である小さな宿屋を描き入れ、そのすべてを支配するものとして、死の象徴である糸杉を画面中央に置いた[1]。また、糸杉の両側に明々と輝く明星と三日月を「地上のシーンに対する宇宙的観点」として加え、これによって「知覚宇宙が愛で満ちている」ことを表そうとした[1]。
もうこれはまさに…。特に下の「死の象徴である糸杉」と糸杉の両側に輝く明星と月、この天と地の対比の構図が宇宙が愛で満ちている様子を表すとか2人を比喩しているとしか思えんですね。「もうすぐ死ぬことを自覚している」とかさーもうさー
……樺太編、嫌な予感しかしねぇ…
作者の野田先生が提案されたのか、制作の方が考えたのか知りませんが深いED…。
ところで「走馬灯エンディング」と聞いてから妙なデジャブを感じてまして「なんじゃったじゃろか」と思っておったんですが、思い出しました。
これです。
なつかしい。和月伸宏さんの「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-」のアニメEDです。
コミックスも買ってましたー、画集みたいのも買っちまってー、アニメも長崎編途中くらまでは結構観てたコレ。
ED曲の「1/3の純情な感情」とマッチしたストーリーの綺麗な画で儚い雰囲気を出したいいEDでしたねぇ。
縦スライドではないんですが、リアル目に描かれた線路をまっすぐ走る固定の動き(説明下手)の中にキャストが浮かび上がってくる感じがちょっと雰囲気似ているかなと思いました。
そして。そしてですよ、奥さん。
奇しくも時代は明治。
主人公はかつて最強の人斬りと言われた男で顔には大きな十字傷…
本人はその「人殺し」の過去を悔いており、穢れた自分は人と関わってはいけないとばかりに人々と真に深く付き合おうとはしない「流浪人」…
普段は(もともとも)優しく、困った人を助ける。怒ると鬼で最高に強い…
そして作者さん色々あったけど北海道編再開だなんて意図してないのに被る被るww
昔から激動の時代と最強に強いけどどこか憂いを持った主人公に興味があったのだね。
明治編を回想させるこの2枚最強だわー。時代に押し流されるどうにもならない憂いがたまらんわ、横顔も後ろ姿も。
そういやこれも一回り差の恋愛もの。アシリパさん、イケるよ!いや杉元いってくれ!