ゴールデンカムイ158話まで謎だらけ。気になる点。その②
ゴールデンカムイの気になるところの続きです。
④尾形の目的がほんと謎
尾形は出自明かされてますけどノーヒントですもんね。外国と通じてるのでは?中央(陸軍本部)と通じてるのでは?などなど伏線探しのプロの皆さんも憶測の域は出ないようです。
本人には目的がないけど、12巻の指紋云々のやり取りを経て、杉元とはどうも相容れないしということでキロランケに話を聞きそっちについたというだけの可能性もありますしねぇ。
でもなあ、キロランケに対して「アシリパが金塊の在り処知ってるってことでいいんだな、記憶の中なのか、思い出させろ。」みたいにしてすごい確認してましたし、目当ては金塊なんですよね、きっと。
⑤インカラマッ
狐の女が人間の嫁になろうとして死んだというアイヌの民話を姉畑回でしていましたが、それになぞらえて死んじゃう?
と思いきや、「アイヌの金塊を守りたい」言いながら、網走では躊躇なく「金塊なんて誰が取っても自分(と谷垣)には関係ない」と言い放つ裏表を炸裂させてキロランケとの揉み合いで重傷を負うあたり。
鶴見陣営とキロランケの二重スパイになるためにわざと怪我を負ったのかな?実はキロランケと通じているのでは?と思ったりします。
12巻ではキロランケを本気で怖がっていたけど、そのあと、尾形キロランケとなにがしか利害が通じたので、お互い申し合わせて芝居するつもりが思わぬ重傷を負っちゃったとか。刑務所の屋根に真っ先に上ったのはインカラマッですし、キロランケが尾形に合図出しやすいようにしたのかなとか思ったり。
考え過ぎ?
あとは、バッタ公害の際、アリシパとウイルクとの思い出を語るところで、「アチャからインカラマッのはなしを一度も聞いたことがない」というアシリパに、ちょっと意味深な沈黙のカットの後、「ウイルクにとっては私はまだ子供でしたから忘れちゃったのかもしれない」と泣くところ…。
ここすごい怪しいんですよねぇ。なにか隠してますよねぇ。
だって網走でウイルクを屋根から見つけたとき、ウイルクは「インカラマッ…」って言ってますからちゃんと覚えてるんですよねぇ。
谷垣への愛情とチカパシへの親愛は育っているとは思いますが3人生き残るために他を欺くのは続きそう?