改めてアニメ19話と本誌180話。
アニメカムイには、セリフ補完したりオリジナルカット追加したりして観る人がより風景を理解しやすいようにしているところがたくさんあります。
今回の19話も、リュウと再会する場面、原作では「杉元ちょっと激しかないかい?」って感じで噛みつくリュウを虐待してたんですけど、
アニメでは白石が
「リュウは優秀だぜ。主人の仇のことはちゃんと覚えてるんだよ」(ウロ覚え)
な感じで、リュウが杉元をガブってした理由を説明してましたし、リュウに怒鳴る杉元の声色もコメディ色強めにしてリュウへの当たりをソフトに感じさせてた気がします。
にしても。鶴の舞でまとめて梅ちゃん紹介するんかなーと思ったんですけどそれ無しなんですね。白石の「地元にいい人いるんだろ?」のエピソードがあったので、ここでやるんかなーと思っていました。
干し柿の回、アニメ見た方絶賛でしたが「春だから(干し柿)なかったんだよ」のセリフは、あれは帰国後梅ちゃんからの拒否あってのセリフなのであのままだとちょーっと意味不明になりますよね。
あとは初期の杉元に言わせた「惚れた女のためだ!」がどう処理されんの?ってとこですね。
鶴の舞を逃すと、この先原作では梅ちゃんに絡む話は脳カケしたときに「200円くれ」って言うところくらいしか無いので、どうすんのかなー。
☆尾形の馴染みっぷり
原作だと一行については来ているものの不気味感は薄れない尾形ですが、アニメだと声がついているせいですよね、すごく一行に馴染んでいる感。斜に構えつつもいざという時は頼りになるツンデレ味方キャラに。「手紙でも送っとけよ」クーッ!
・・・この馴染み方だとこれは網走監獄の殺意丸出し殺す気満々の狙撃のショックが原作よりおおきいですね。
☆キロランケの怪しさ
本誌でいよいよ亜港監獄編入りましたけども、キロランケがどうも解せない。
そもそもウイルク(=と言われている網走監獄ののっぺら坊)を狙撃しろと言ったのはキロランケ。
アシリパに金塊のカギを思い出させたいからソフィアに会わせたい?
なんで?
金塊のこと知りたかったのならあそこでウイルク殺す必要なかったのじゃないのかい?と思うんですが。
のっぺら坊が本当にウイルクならとりあえずウイルク奪還しといて、意見が合わないから邪魔って思ってたんなら秘密を聞き出した後頃合いを見計らって殺っちゃうほうが金塊探し楽だったんじゃないの?と。
なんでソフィアにこだわるかなーって思ったんですが、巷でひそりと言われているようにソフィアがアシリパの母さん…?オソマ繋がりで?そんなありがちな展開きますかねぇ
うーん…まあ何にしろキロランケの行動はどうも金塊探しと遠い方に進んでいる感じなんですよね。岩息さんをスルーしたのも不思議がられてたじゃないですか。人皮要らないと思ってたんですよね多分。
今回亜港爆破も失敗もキロランケの方針への反逆だと思うんですよね。邪魔したの尾形かな?
ひそひそ伝言が可愛すぎる鯉登さん。