chocomotan’s blog

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音之進坊ちゃんの心の内は。(ゴールデンカムイ201話)

以前「女関係に運のないキャスト」ということを考えていましたけど

 

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 そういえば家族、家族愛にもあまり恵まれていない主要キャスト陣。

 

①不死身の杉元というより尾形に恋してるように見える杉元さん

家族全員結核で亡くす。不憫。だけど愛はあったかな。脳損傷の影響なのかどうも網走以前の毅然とした正義の感じを披露する場が減ったうえ影も薄い。

 

②体臭は臭いけど空気が読めて優しい脱獄王白石

若いころから(恐らく少年時代?)投獄されては脱獄の日々、ということは家族も推してしかるべき…けどもともと陽な性格なんだろうね、仲間を得て自己保身以外も学んだ

 

③虐待されて育った月島

父親の嘘で好きな子も自殺?父撲殺。可哀想だし救いようがない

 

③別れたショックで気が狂ってしまった妾の子。しかも実父からは疎まれ呪われる尾形

これはなー、実の親からは愛されていなかったけど、祖父母からの愛は感じれなかったのかなー…

時代背景的に妾っていっぱいいそうだし妾の子だから可哀想みたいなのばかりではないと思うんだよねぇ、本人が一人で拗らせて悪化させた感あるんだよなー

 

④頭がおかしすぎてついていけないけど悪ばかりかというとそうも言えない鶴見中尉

ロシアでのスパイ活動時の妻子惨殺以前にも絶対育った環境で何かあったはず「私の実家も昔は裕福だった」的発言になにかある?お銀たちの子をばあちゃんに育てるよう手配したり鯉登家を取り持ったり悪一辺倒ではない?

 

⑤めっきり見せ場の減ったお色気担当谷垣

しっかりした理由があって妹さんが亡くなったことをご家族にはお知らせしてるの?してれば円満に戻れる

 

⑥鯉登さん

お兄さんの戦死があったけど、もともと出来た御父上故、しっかり音之進さんにも愛情を伝えれてすごい良い家族の雰囲気。仲を取り持ったのは鶴見中尉の計画のうち?親子仲がいいと音之進経由で少将閣下に色々進言してもらえるし取り入りやすいから?

 

とりあえず、今このなかで一番心の基礎が安定してるのが鯉登ちゃんと思うんです。

時代的に長兄の死はお家には大事。そのせいで自分を責めてた鯉登少年と、気落ちしていた家族の絆が壊れそうだったけど、狂言誘拐のおかげで父からの愛も知れて、あこがれの人(鶴見)のために精進する毎日。

鶴見が接触した鹿児島でも誘拐時の様子を見てももともと賢くて心の強い坊ちゃんではあったので鶴見盲信を覗けばすごい出来た人。

 

そんな坊ちゃんが、月島さんに聞きました。

バルチョーナクとは何ぞや、と。

 

そしてあのお顔。

月島さんがロシア語ペラペラで鶴見の右腕というのも繋がっているはずだけど普通に接してる。

賢く明るい陽な心根の坊ちゃんは何かこの鶴見中尉の暗い支配を打破するキーマンとなってほしい。お父さんも偉い人なのも絡んでくるか?

月島さんも救ったげて。

あと、真っ当なというか陰オーラがないキャラといえば18巻で表紙を飾った門倉部長。箱館戦争で父が戦ってた、と言っていたけど父を尊敬してるようだし、運がないといいながら陰なオーラはかんじない。

どうもこの先も要所でなにか役立ってくれそうな雰囲気あるんですがね。

 

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