chocomotan’s blog

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ミステリと言う勿れ13巻から考察※ネタばれ在ります

13巻。犯人は過去一レベルであれでしたが、富山の風景のせいか、せつないようなドロッとしてないような自然のにおいがするような何だか不思議な雰囲気のある話でした。

 

※ネタばれも含みます

 

 

 

 

 

 

以前書いたように、彼女の死の時点で天達先生が壊れ、彼女が学問として信じ、自分は一切信じていない占いや星座などを用いて殺人教唆みたいなことをしているという黒幕説は私の中では覆りませんが、いろいろ分かってきたことを整理したいと思います。

 

①星座モチーフ。

現在は、牡羊、牡牛、双子、蟹、獅子、天秤、蠍、射手、山羊が判明。

そして、整くんは魚座

残りは、乙女と水瓶です。が、ガロくんが乙女座で、図らずもというか、既に殺人を犯してしまっています。星座モチーフのアクセサリがないのでリングの中に入らないかもしれないけれど、入るとすれば、残りは水瓶のみです。

 

②13巻で判明した2人ですが、獅子座は「精神的に参っていた時期がありカウンセリングに」と話しているし、牡牛についても、仕事絡みの理不尽な不幸で精神的に塞いでいた時期があるという話があり、カウンセリングを受けていた可能性は高いと思います。特に、事件を追って全国に出向いていたなら、その足で東京にも行きそうです。

 

③整くんと同じくらい頭がキレる相良レンくん。彼が折々に口にする「彼女」ですが、実在するのでしょうか。彼女の話をするときのレンくんに、金縛りとかあるワードを聞くと催眠状態になるという類の術にかかっている的な雰囲気の違和感があります。

また、整くんにはたくさん質問するのに、自分のことは全く話しません。どの辺に住んでるとか、出身がどこだとか、学生時代こうだったとか、将来何になりたいとか。

星座モチーフで犯罪者になってしまった人は、牡牛と蠍を除いて、みなどちらかと言うと幸福な生い立ちとは言えません。

レンくんは、いったい何者なのか。それもキーになりそうです。

 

④星座モチーフをもらった人は、もらった相手を絶対言わない。

 「もらったんですか?誰から?」と聞いても、ポカンとしていたり、違う話をしたりします。これも、意図的に言っていないというより、催眠的なもののような気がします。

何かのきっかけで「もらった人を忘れる」という状態のロックが外れる人がいれば、そこから星座モチーフをくれた人物にたどりつきそうです。

 

⑤同じく、星座モチーフをもらって犯罪を犯した人は、「なぜ」に答えられません。ガロくんがジュートの回で言っていたように、「殺人行為に至るピースが足りない」のも、その「なぜ」の部分=犯人が心理学的テクニックで殺人を誘導した流れの部分の記憶が封印(もしくは削除)されているからだと思います。

本人の意思で殺人を犯しているわけではないので、「動機は何か」「なぜやった?」と聞かれても答えられないのです。

 

⑥映画化記念の特別編ドラマの中が先日放送されました。時系列としては、藪さん事件の後くらいらしく、天達先生が整くんに対して「不当に拘束されたことで気づかぬうちに精神にダメージを受けているかもしれないから、カウンセリングをうけたほうがいい」と言う場面がありました。これは映画化された広島編でも整くんが言う言葉なので、それと関連付けているのかなと思ったのですが、天達先生が「教え子でカウンセラーがいると」言ったんです。

心理学科の准教授ですから、いろいろなお知り合いや精神科医のお知り合いはいると思うので不思議はないかもしれないのですが、若干気になりました。

鳴子医師と天達先生がつながっていれば、ガロくんルートから関わりは調査されそうですが、そんな分かりやすいところから足がつくでしょうか。

 

ということで、星座モチーフ関連の事件のほうはあと1人。

また、ライカさんが統合された後整くんに試練がくるような雰囲気なのも不安ですし、いったいどうなるのか。

 

一連の事件が終わっても、いろいろなことに気づき常々考えている整くんの日常は面白いので、不定期に続けてほしいです。