杉元ボイスのままでいて。(ゴールデンカムイ第6話)
声つき二瓶鉄造、すごく魅力的ですねー。
コミックでも嫌いじゃなかったですが、二瓶の声を当ててらっしゃる大塚明夫さんのお声が付くと魅力10倍アップでした。さすが、すごし。
洋画劇場とかの吹替えで聞いたことのある渋いスマートな時や、肉体派な時などのお声も素敵ですけど、ちょっとだけ下衆い感じでおじいさんの口調をちょっと強調したかんじの演技がすごーくマッチ!
死んでほしくなかった…だってこの先二瓶にまつわるいいエピまた少しあるじゃないですか。油紙で写すことにして生かしたって良かったのにねぇ。山に放てば邪魔しなさそうだったよ?
でもまあ仕方ねえ。
ニヘイゴハンきたねw 「あぐ。(速攻)ウマーイっ!」ってなんてかわいい…あとあれね、「勃っ起ぃっ!」ね。
あ。それいいんだ?って思ったね。
声が付くとこんなにすんなり耳に入るのかと、そしていい言葉に聞こえるマジックw
言い方がお上手なのか、それとも原作読み過ぎて「勃起」という言語にマヒしてるのか。耳への違和感がゼロです。
そして、この前回の流れから、もしや…もしやこの6話、杉元の「俺を忘れないでいてくれるかい?」の腰砕け台詞がくるのではっ!とドキドキしとりました。
し・か・し。
蓋を開けてみたらそれよりもなによりも。
「来たぁ……金塊の手がかり」(悪人の声)
悪うぅ…!!顔悪う!!でもいい声ドキドキドキ。お腹いっぱい♡って酔ってたんじゃねーの?実はシラフこえーッ(しかし酔ったと思ってシラフのギャップ設定自体は好物)
「BBAがゴールデンカムイで気になること」でも書いたのですが、この一瞬前に実はレタラが狙われていると判ってアシリパさんがショックを受けているところに「朝を待とう。しっかり休まないと」と親身な気遣いみせていたのに、コロッと一瞬でこの悪党の顔、そして悪党の声。
原作コミックでも悪い顔です。別にアシリパさんを騙してるって訳ではないんですよねぇ(まあ最初はこの子利用してやろうって気持ちがデカかったろうけど)。
悪いやつかと思いきや、その次の回ではアシリパさんを人質にとる谷垣に「その子を人質にするなっ!!」とものすっごいキレておる。不安定か?どっちやねんと。
悪い杉元も気遣いする杉元も乙女な杉元も全部本当なところがなんか余計闇を強調してるかんじ…
話数が進んでいって暗号解読、金塊の行方について杉元の目的が金塊ではないかんじになっていってもやっぱり苛烈なかんじは残ってますし、乙女でかわいい、鈍感なのかと思いきや、キロランケ登場のところや赤毛ヒグマの回では敵かもしれない登場人物には油断せず動向を探る、でも口から出す言葉では疑ってる腹の内をカムフラージュする知恵もあり、また土方にとって自分が邪魔になる、ということも気づいていたり。
杉元ぉ~こえーよー…。
さて、アニメ好きの方は多くの方が『「杉元佐一」は細谷佳正さんが声を担当すると思っていた』みたいでして、Twitterやら掲示板やらですごくよく見かけました。
「鉄血のオルフェンズ」のオルガ・イツカの方です(これは観てない)。「アルスラーン戦記」(……)のダリューンの方です。「黒子のバスケ」のスリー得意な先輩の方です。そして「この世界の片隅に」の周作さんの方です。他にもいっぱいされている人気の声優さん。
今回その細谷さんは谷垣で登場。
一体どの場面がみんなで録って、どの場面が全員揃っていないのか、素人には分かりませんが、なんとなく、今回の杉元は細谷さんの口調?や声質?に引っ張られてる感が感じられたんですけど…。
プロだからそんなことはないのかもしれないけど、すごく似て聞こえたんですよねぇ。もともとざっくり分けると同じ部類の声質なのかもね。
でも自分としては、視聴者のほぼ100%に「杉元佐一の声ピッタリすぎる」と言われてる小林親弘さんに最初のまま杉元のままいてほしいなーと思います。
だってさー、この先2期とか続いていったら、ゲンジロちゃんと行動が一緒になってきますしもし引っ張られてて余計似てきたら…
「甘くて優しく男気あって青年ぽくてエロくて激しくて時々冷徹で恐くて、ほんでもって…ryベスト オブ ベスト、杉元オブ杉元ボイスの味」がなくなるのがイヤですーっ
公式の監督さんたちのお話にも書いてあったじゃないですか、幅広くオーディションしたって。野田先生も「人気の声優さんから選ぶんじゃなくて本当に合っている人にしてほしい」と強く言ってて、それで決まったんじゃなかったでしたっけ。
唯一無二の声でイケーっ、杉元、チェストー