きのう何食べた?実写化。第2話まで視聴。
よしながふみさんの「大奥」が面白くて買っていて、その流れで他の作品も買っていました。
「きのう何食べた?」もあらすじ読んだものの何の抵抗もなく買った記憶があります。
ちなみにBLとか読まない人です。
5巻くらいまで買ってそのままになっていましたが、今回テレビ東京さんでドラマ化されるということで「へー」と思いました。
内野さんといえば仁ーJINーの坂本龍馬やらとんびの親父やらとにかく濃い男が多いイメージだったんで、
あらあら意外なとこ来たなと思ってました。
西島さんコメント
「原作では2人のケンカは面白いシーンとして描かれていて、シリアスなぶつかり合いの胸が痛くなるようなケンカにはなっていません。でも、実際に生身の人間が演じることで、お互いのことを思い合いながらも、自分の意見を言いたいという気持ちもある中で、『こういう感情になるんだ』と気づくこともあって。原作での表現と心の動きは同じでも、何か少しニュアンスの違うものが生まれている瞬間があるのかなと思っています。
内野さんコメント
人には見えない部分ですが、カーテンの裏側を想像させる演技が必要で、そこを僕らがシェアしておかないと外ににじみ出てこない。自然な時間というものは、スキンシップやいろんなコミュニケーションの中から生まれてくるものなので、そこは僕と西島さんが大事にしているところですね」
~テレ東プラス~https://www.tv-tokyo.co.jp/plus/drama/entry/2019/019255.html?sc_cid=yw_kinounanitabeta
お二人とも漫画と違って3次元になって人間が肉体を持って演じると原作と同じシーン同じセリフでも雰囲気が違ってくるというか生々しさが出る、というようなことを言っていましたが
確かに!!
よしなが先生の画がサラッとしているのに加えて「きのう何食べた?」のお話自体サラサラな感じに描かれているので実写になると台詞一つ一つグググっと血肉を持つというか
あー、2人は恋人なんだなーって思わされました。
ちなみに漫画自体にはまーったく絡みがなく、淡々と日々の2人暮らしと日常生活と2人のお仕事の様子が描かれています。
でも長く恋人で信頼あっての空気感て、背景あってこそ出せるもんよねー。
そこが俳優さんの力の見せ所ですよねー。
ちなみに、こちらのドラマ、どうやらシロさんの弁護士事務所、2人のマンション、たまにケンジの美容室っていう3か所が主のセットのようなんですけど…
砂の器のように、ここで撮り溜めしてんだろうなーって感じが薄いっ!
そんなことより、俳優さんのほうがどう演じるのかなどんな風にしゃべるのかなどうやるのかな?ってほうに気が向いて、撮り溜め感気にならない!
力量…か
2話終了しましたが、今のところ内野さんと田中美佐子さんの演技がリードしてる感あります。
西島さんは棒読みなのがちょっと残念な…あと原作のシロさんはもうちょっとサバサバしてて薄い感じの人っていうか上司感があるというか、なんというか。
「原作の〇〇はー、」って言われちゃうとちょっと俳優さんとしては嫌でしょうがスミマセン。
内野さんも容姿が原作と全然違うけど「これはこれでありかも」って思わせたらシメたもんって言ってましたし、リメイク作品や原作ありきでもそれと全然違ってもそれが魅力に映るとこまで突き抜けてくるっていうのは………俳優の力量?
ここに先日降板された志賀廣太郎さん、梶芽衣子さんが入ってきて、見ごたえも増えそう。
田山涼成さんになっても楽しそう。