ルパンはほぼ絶対面白いよね。
ルパン三世part5が9/17に最終回を迎えます。
中の人の性格はともかくルパン大好き。それにしてもまさかものまねし続けていて本家がお亡くなりになったら代りにお声を担当するとか、まさに芸は身を助ける。
当然本家の方には根強いファンがおり、恐らくモノマネ上がりと見下されていたろう中の人にとっては相当な苦労があっただろうと思われます。
私は本家の方のお声のルパンははあまり知らなくて、なんとかロードショーや洋画劇場系の吹替えのクリント・イーストウッドの「ダーティーハリー」とかその辺でお聞きしていたかどうかというところです。
本家のお声をほぼ覚えていないのですが、それでもニュールパンになってから、子供心に「あーなんか下手なところあるー。でも前のルパンと同じくらい上手いところとある」と分かったので無意識に耳馴染んでいたのでしょう。
タイプライターで今日のタイトルを打つみたいな演出のアニメを昔夕方の再放送で観たこともありますが、自分にとってルパンと言えば日本テレビの金曜ロードショーテレビスペシャル!と長編映画バージョン。
毎回毎回絶対面白くてドキドキワクワクハラハラで大好き!
…と言いながらウィキを見てみると最新作「イタリアン・ゲーム」の前は3年前の2013年。その前の話になるので平気で10年とか経っている。なのであんなに面白がっていたのに思い出せない作品も多い…。映像見れば思い出すだろうに。脳細胞死滅って無慈悲だな。
でも好きだった!!ほんとうに!!ほぼ必ず見ていた!!リアルタイムでなくても確かアニマックスか何か日テレCSかなにかでも再放送したのを大人になっても見ていたような。
そんな薄い記憶の中で強烈に残っているのが
2005年『ルパン三世 天使の策略 〜夢のカケラは殺しの香り〜』
ウィキ解説見てすぐ思い出しました。松井菜桜子さん演じるエミリーが何しろ強烈でね。なんか小さい時に親戚たらいまわしでまあ女子として想像できるであろう色々な虐待を受けてネジが飛んでああなってしまった、的に示唆されていたような。
2011年 『ルパン三世 血の刻印 〜永遠のMermaid〜』
八百比丘尼、人魚の肉の話のやつね。死んだと思ったら生きててビックリで、合わない人は怪物になるというやつ。高橋留美子先生の人魚の森って漫画もありましたが、人魚肉って怖い…。
あとは、もうタイトル調べる気力ないのですが、クリリンのお声でお馴染み田中真弓さんがおかまみたいな敵役をしていた回と、林原めぐみさんが銭形警部に恋する回と、ICPOの偉い人が実は黒幕だった回と、不二子さんが記憶喪失になって超純情になる回と次元が昔の仲間と合う回と…。
長編映画に至っては全然テレビでやらない回もありますよね。1985年の映画「バビロンの黄金伝説」私はこれすごい記憶にあるんです。全然テレビ放送しませんよね。1985年の映画なので33年前ですよ?!どういうことだろう…。
アニマックスとか地デジの前のケーブルテレビとかWOWOWでやってたのか…。謎。
で、ルパン三世part5ですが、チラッと見たらやっぱりすぐ入り込みました。面白い。ルパンに共通するあのスタイリッシュというか大人なというか何とも言えない独特の雰囲気の作りは何なんでしょう。日本ぽくない。
で、こちらには尾形=津田健次郎さんと白石=伊藤健太郎もご出演。
さて、実はわたし、前回キャスト総入れ替えの時から次元のお声の候補は秘密裏に探してると思ってます。
もちろん小林清志さんのお声好きです。ナレーターのお声もよく聞いていました。が、ちょっと前から薄っすら思っていましたが今回のpart5に至ってはもう声が…。声を出すってかなりな体力がいるので、どんな小さい声でも大変。それなのに商品クオリティの張りで出し続けるのはもう無理ではって思うよぼよぼさです(ごめんなさい)
銭形警部の納谷悟朗さんのときは、もう全然呂律がまわっていなくて何言っているか聞き取れなかった。でもたぶん敬意を表して採用してずっと放送していましたよね。でも悪いけどいつまで納谷さんでやるのかな…観ている方が辛い。と思ってました。
今小林さんはちょっとそれに近い。呂律は全然まだ大丈夫で何言っておられるかは聞き取れますが、声量が乏しすぎて聞いていて辛い…。時々何か機械で声を大きくして当てているような音の違和感がある時があるんですけど気のせい?