関智一さんが面白かった。(「映画妖怪ウォッチフォーエバー フレンズ」)
なりゆきで「妖怪ウォッチ FOREVER FRIENDS フォーエバーフレンズ」を映画館で観てきました
テレビ東京公式ホームページより
映画館に行ったのは一体いつぶりなのか思い出してみましたら覚えている限り10年以上前……
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さて、いつもブームは無理やり仕組まれるものですが妖怪ウォッチの体操?歌?が流行っていたのはいつだっけとウィキみましたら2014年らしい
体操も知らんキャラも知らんということで「なんか妙なの流行ってんな」くらいの感じでいましたが、メディアが本気で総力を挙げて推しているものは生きてるだけ目に入ってくるので、そのうちに赤い猫とそれの色違いみたいな猫たち、なまっている白い犬、そしてTHE 幽霊みたいなフォルムのキャラがいることが判ってきて、さらに、お世話している子たちの指導で少しだけストーリーも分かってきました。上京してきた様子だけ何かで観たとこがあってその可愛さにすぐなまっている犬ことコマさんが好きになりました。
大抵1年で流行りは終わるのですっかり下火になったと思っていたらまだアニメが続いていたことにビックリ。そして映画までやる余力があることにもビックリしながら今回観てきました。
今年「妖怪ウォッチ シャドウサイド」がアニメ放送されていたそうですが、その予備知識もなかったですが違和感もなく観れました。
そして冒頭は「子供向けにしては重いお話から入るのだね」と思っていたら
唐突に仲間が増えて、そしてどんどん細かいところは端折られて妖魔界に行って、実は選ばれた子だったみたいなとこから、あらら…と思う間に親玉が出て、そして勧善懲悪で終了していきました。
子供向けの映画最初から最後までしっかり観たのは初だと思いますけども、サクサクサクサクっと進んでいくんですね。
え、あれは? ん?あれどうなった?どうやって行った?とかなく、「そういうんもんだ」と思って受け入れると観やすかった。
そして今作、ゲスト声優さんが、小栗旬さんとブルゾンちえみさんなのだということだけ教えてもらっていたのですが、視聴中は忘れていました。
途中、ブルゾンさんが自分の持ちギャグを台詞でちょっと口走ったときにやっと思い出しました。上手くて全然気づかなかった。
小栗旬さんに関しては、妖怪キャラの役なのですが、こちらも出てきた時は全然気づかず、むしろ「おや?独特の声質の人がいる。いい声や」と思いながら見ていました。
実は自分、小栗さんあんまり好きではなくて、しかも息が抜けたようなこなれてます感出してる話し方も好きでなかったんですが(borderとか他もカッコイイとは思います。色気あると思います。だがしかし)
この映画ではアニメ用演技がとっても上手。もしかしたら声だけで出演されるために滑舌や発声もはっきり目にしていたのかもしれませんがそのせいでいい声質の良さ倍増していました。
普通芸能人さんが声を当てると、「どうしてこうなる?」というくらい棒読みっていうか浮くんですけど、お二人はほとんどそんなことなかった。ちなみに自分が観た少ない映画の中で一番うまいと思った芸能人さんは「あらしのよるに」の狼役の中村獅童さん。やぎさん役の成宮寛貴さんはたどたどしい感じがそれはそれで可愛かった。
映画のなかで一番面白かったのは、執事の臼田さん(お声担当:関 智一さん)が「わたくし知っとりますぅ」と超早口で言うところです。絶妙の喋り方笑。謎のアイテムで昭和中期のはずなのにおまえはなんでハイテクな操作方法知ってんだよ笑
関さんは自分が好きだったアニメ「ジョーカー・ゲーム」の佐久間中尉役(!!)のお声を担当されています。
あのイケメン声を…
そして世界観知るまでが面倒くさそうで観てないけど声だけ好きな「PSYCHO-PASS サイコパス」の狡噛役も(!!)
あのイケメン フェロモンやさぐれ感ボイスを…
普通のおじさまのようですが不思議。